パオ瞑想・クムダセヤドー
五自在と五禅支と禅定力とについて
ハスカップ
2013年09月11日 20:12
2013年7月13日 浜松瞑想会(於:クリエート浜松)における「クムダ・セヤドー御法話」4/13
◎五自在と五禅支
この禅定の力(禅定力)を、いつでも引き出せるようにするためには「五自在(ごじざい)」という、5つの方法で練習していきます。禅定を確実に自分のものにするための練習になります。
五自在
・入定自在
⇒禅定に入りたいときに、すぐに入ることができる力
・在定自在
⇒自分で決めた時間、禅定に入り続ける力※たとえば1時間禅定に入りたいと思えば、1時間ずっと禅定に入ることのできる力
・出定自在
⇒禅定から出たいときに、すぐに出られることのできる力
・省察自在
⇒禅定の中で、まだある感情や思考を確かめられる力
・引転自在
⇒禅定から出た後で、禅定中にまだある感情や思考を確かめられる力
五禅支
・尋(じん):vitakka(ヴィタカ)
⇒ニミッタに心を向ける。ニミッタに何度も何度も入ることのできる心。
・伺(し):vicaara(ヴィカラ)
⇒ニミッタに向けた心を保つ心、支える心。
・喜(き):piti(ピティ)
⇒喜びの心。
・楽(らく):sukha(スカ)
⇒身体的な楽。
・一境性(いっきょうせい):ekaggata(エカーガッター)
⇒一体感。
======================================
2013年7月13日(日) クムダセヤドー浜松瞑想会
1.アーナパーナ・サティのやり方と妄想・眠気対策
2.アーナパーナ・サティはニミッタ(似相)による四十業処(サマタ)の一つ
3.瞑想を深め集中力を高めるためには「戒」を守る必要がある
4.五自在と五禅支と禅定力とについて
5.禅定について(第一禅~第四禅)
6.三十二身分瞑想~第四禅定の禅定力が無いと観ることができない
7.ヴィパッサナ瞑想~ルーパ瞑想【無常・苦・無我を観察】
8.ヴィパッサナ瞑想~ナーマ瞑想【心と心所を観察】
9.「戒(シーラ)」は瞑想の土台であり基礎
10.慚(hiri)愧(ottappa)は戒律を守る上で大切であり、悪趣に転生しない心
11.信(saddha)は浄心であり心が澄み明るくする
12.アーナパーナサティでは「自然な呼吸」に気付きを入れていく
13.「善心(クサラ)」で死ぬための準備~寝る前に「アナパナ瞑想」「慈悲の瞑想」の練習を
関連記事
信(しん:saddhāサッダー)の大切さ~ブッダと鬼(夜叉:アーラヴァカ)との対話より_2019.5.11
四無量心(慈悲喜捨)~人間世界に問題を起こさず地球を滅ぼさない最勝の心
慚愧(ざん[hiri]・き[ottappa])とデーヴァダンマ(天の理法)の話し
七歳の子どもが完全な悟りを得た(阿羅漢になった)アニタの話し
アーナパーナ・サティによる八正道
瞑想に上達し成功するための15の教え
八正道とアーナパーナサティとルーパ(物質)・ナーマ(心)とヴィパッサナ
「善心(クサラ)」で死ぬための準備~寝る前に「アナパナ瞑想」「慈悲の瞑想」の練習を
アーナパーナサティでは「自然な呼吸」に気付きを入れていく
信(saddha)は浄心であり心が澄み明るくする
慚(hiri)愧(ottappa)は戒律を守る上で大切であり、悪趣に転生しない心
「戒(シーラ)」は瞑想の土台であり基礎~何を置いても「戒」が大切
ヴィパッサナ瞑想~ナーマ瞑想【心と心所を観察】
ヴィパッサナ瞑想~ルーパ瞑想【無常・苦・無我を観察する】
三十二身分瞑想~第四禅定の禅定力が無いと観ることができない
禅定について(第一禅~第四禅)~尋・伺・喜・楽・一境性
五自在と五禅支と禅定力とについて
瞑想を深め集中力を高めるためには「戒」を守る必要がある
アーナパーナ・サティはニミッタ(似相)による四十業処(サマタ)の一つ
アーナパーナ・サティのやり方と妄想・眠気対策
クムダセヤドー・質疑応答
Share to Facebook
To tweet